初めて仮想通貨を購入される方で気になるのが、購入前の価格です。
たとえばビットコインの相場価格を例にとってみると、「1BTC=250万円」や「1BTC=90万円」などの表示がみえます。
このような1BTCの値段が異なりは、それだけ相場価格に変動があることを意味します。
上記の価格を例にとってみた場合、「1BTC=250万円」と聞くと、高すぎてとても買えないと思ってしまいますが、それはビットコインに単位があることを知らないからです。
ズバリ!ビットコインは取引所によっては10円以下でも購入できる!
ビットコインには以下のような単位が存在し、その単位に基づいた価格で取引ができます。
「mBTC(ミリ・ビットコイン)」=0.001BTC(現在の1BTCの1000分の1)
- 表記:1mBTC
「µBTC(マイクロ・ビットコイン)」=0.000001BTC(現在の1BTCの100万分の1)
- 表記:1µBTC
「satoshi(サトシ)」=0.00000001BTC(現在の1BTCの1億分の1)
- 表記:1satoshi
少し変わった名前ですが、これがビットコインの単位になります。
たとえば現在の1BTCの相場価格が100万円だとすれば各単位は次のようになります。
- 1µBTC=1000円
- 1µBTC=1円
- 1satoshi=0.01円
ここで注意すべき点は、ビットコインには546Satoshi以上から取引可能という原則のようなものがあります。
546Satoshi以下は送金対象にならず「dust(ダスト)」と表現され、取引が承認されません。
現在の1BTCの取引価格が100万円とした場合、1satoshiが0.01円になりますので、546Satoshiは5.46円となり、わずか5円ほどで購入できる計算になります。
以上のようにビットコインに単位があることを知った上で、他の仮想通貨と比較してみれば、けっして高すぎるわけではないことが理解できます。