Orbs(オーブス)とは?

先にOrbs(オーブス)の本拠であるイスラエルの話になりますが、イスラエルは国家ぐるみで仮想通貨やその基幹技術であるブロックチェーンをはじめとしたフィンテック事業を推進しており、Orbs(オーブス)はその一環で2017年に企画されたICOプロジェクトになります。

Orbsの考察では、世界の消費者向けアプリケーションは、2020年までにほぼブロックチェーンに移行すると見られており、その移行を可能にする力を持つのが世界各国の企業や団体の努力だと考えているようです。

そこでOrbsは自社で開発した技術を対人(消費者/BtoC)ではなく、対企業(BtoB)に向けて発信し、フィンテックを拡散する企業を支える土台として応援(フィンテック技術の提供)していこうという目的で設立されています。

日本においてもブロックチェーン技術を邦銀61行が本格的に取り入れて、送金の際の手数料の軽減に役立てようとしています。

こういった動きはいずれ世界中に伝播し、ブロックチェーン技術が根幹となる日はそう遠くないといえます。

ちなみにブロックチェーンの最大のメリットは次にようなものが挙げられます。

  1. P2Pを基幹とし、管理者が不必要な非中央集権で構成されるのでコストがかからない。
  2. 分散型トポロジーなので冗長構成が備わる。すなわちダウンという概念がない。
  3. 低コストで速度が備わった送金が可能、
  4. アプリケーションを管理するためのサーバーコストが大幅にコストダウンできる。
  5. 従来よりもセキュリティが格段に上げれる。
  6. 他のあらゆる技術との融合が可能。

などが挙げられます。

Orbs(オーブス)の特徴や技術

Orbsの目的でもあるのが、今日、Ethereum(イーサリアム)に見られるような大規模な分散アプリケーションを導入です。分散アプリケーションを導入する際は、インフラストラクチャの問題を解決する手段として「IaaS(アイアース)」を用います。

IaaSはクラウド上に構築したオンデマンド型のハードウェアリソースを提供するサービスです。すなわちIaaSを用いることでハードウェアリソースを持たない一般企業や消費者でも仮想(クラウド)上に構築されたサーバーなどの保存領域に必要なデータを格納(保存)しておいて、必要な時に瞬時に取り出すことができます。

IaaSのメリット
  • サーバー購入費用が不必要。誰でも必要な時に瞬時にサーバー作成できる
  • サーバーを作成する際、CPUやメモリ、OS、ミドルウェアを必要なものだけ自由に設定できる
  • リソースのスケールアップ&ダウンが自由に設定できる
  • 安価で従量課金制度を取り入れている
  • 運用や管理はクラウド事業者が行うので考える必要がない

Orbs(オーブス)のチーム(メンバーシップ)

Orbs(オーブス)の大きな特徴として挙げられるのが、豪華すぎるメンバーシップでしょう。なにをかくそう、オーブスのチームには仮想通貨およびフィンテック分野の著名人が集合し、各人、それぞれの分野で成功を収めてきた人物ばかりです。

DANIEL PELED:社長

Daniel(ダニエル)は、MasterCardやSantander InnoVenturesなどのイスラエルのFintech(フィンテック)スタートアップのPayKeyの共同設立者&CEOであり、イスラエルにおけるフィンテックの権威です。

イスラエルの「Bitcoinコミュニティ」の中心的メンバーでもあります。

 

TAL KOL:共同経営者・Orbs創設者

Tal(タル)は無料HP作成の「Wix.com」の傘下に入る形で(買収される形)モバイルアプリのスタートアップ「Appixia」を共同設立しています。Wix.comでは、モバイルエンジニアリング責任者に就任しています。

チャットアプリ「Kik Interactive」のKinのエンジニアリングリーダーとして、ブロックチェーンの消費者向けアプリケーションの専門家です。

 

URIEL PELED​:共同経営者

Uriel(ユリエル)は、アリババ株式会社(Alibaba)の傘下に入る(買収される)形で、AR/VRを取り扱うVisualeadを共同設立して、世界に先駆けてビジュアルQRコードの開発に成功しています。

Urielはイスラエルの有力なハイテク企業であるメラノックスの元チームリーダーでもあります。

 

IDAN OFRAT:副社長

IDAN(イヴァン)はマサチューセッツ州 ボストンの電力会社のYelohaの創業者であり、元CTO(最高技術責任者)です。

フルスタックなソフトウェアエンジニアでもあり、サイバーセキュリティの専門家です。IDAN以前、IoT(Internet of Things)のセキュリティスタートアップで製品とR&D(研究開発)の権威を持つエンジニアでもありました。

IDANはイスラエルのテルアビブ大学のコンピュータサイエンスとマネジメントの「BSc cum laude」を取得しています。

 

以上のように、ほとんどのメンバーシップが「BSc(cum laude)最上級理学士資格」や「MBA(経営学修士)」を取得していることからも、イスラエルを代表するITチームといえるでしょう。

 

Orbs(オーブス)のICOや上場予定、プレセールの予定は?

Orbs(オーブス)のICOのプレセールはクローズド案件として秘密裏に行われたようで、2018年5月にすでに終了したとのことです。ただ、イスラエル発ということもあり、さらにメンバーシップの華やかさやSNSなどでの人気具合からしても、本格的に公開されれば即売することが予想されますが、日本の投資家が参加できるのかは不明です。

なお、テレグラムなどでは2018年度中にローンチされるとの情報が拡散されているようです。

また、オーブスの情報をいち早く察知したい場合は、メルマガ登録することで新しい情報をいち早く受け取ることができます。

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下記、公式ホームページURLからアクセスして「SUBSCRIBE」をクリックします。

メールアドレスを登録するフォームが出てきますので、受信したいメールアドレスを入力します。入力が終われば「Subscribe」をクリックします。

これで登録完了です。3分ほどで以下のような登録完了のメールがオーブスより届きます。

 

Orbs(オーブス)のホワイトペーパー

オーブスのホワイトペーパーは日本語に翻訳されていないので読みづらい面はありますが、その分、日本市場を見据えていないとの見方もできるので、1つのICO判定の材料にもなります。

URL:https://docs.wixstatic.com/ugd/36247c_cb90d7c17c354c10abc91e063054c29c.pdf

Orbs(オーブス)の公式ホームページ

オーブスのロードマップは公式ホームページをスクロールしていくことで見ることができます。ホームページ内はすべて英語で記載されていますが、例えばGoogleクロームなどのブラウザを利用することで瞬時に英語から→日本語へ自動翻訳してくれます。(画面上部から翻訳するしないの選択ができます)

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