ENDOR(エンドア/エンドール)とは?
ENDORとは、人口知能を駆使して未来を予測するためのシステムを構築する「AIプロジェクト」のことであり、イスラエルにあるエンドア社のプロジェクトです。ENDORの開発した人工知能は優れた最新の技術が投入されており、分析の結果に基づた行動をします。
こういったENDORの技術は交通量や天気予測、災害の予測、そして株価や激しいボラティリティ(値動き)を備えた仮想通貨すらも分析をもとにして、高い確率で精度の高い予測結果が期待できます。
なお、ENDORの開発にはENDORの創業者であり、もと検索エンジンのGoogleに所属していた「アレックスペントランド」氏や「エリック・シュミット(Google元CEO)」氏が率いていますので、Google社が持つ高い技術が根幹に組み込まれているものとして捉えることができます。
「エリック・シュミット」氏は現在、イノベーション・エンデバーズを率いており、このイノベーション・エンデバーズにはソフトバンクグループ傘下のグループである孫正義氏が率いる「ソフトバンク・ヴィジョンファンド」も投資をしています。
追加情報(2018/6月3日更新):ENDORがHotbitに上場決定!
エンドール(ENDOR・EDR)は、世界的な大企業がスポンサーになっていることから日本国内でも随分と話題になっていましたが、仮想通貨取引所「Hotbit」に上場ることになりました。
取り扱い通貨(通貨ペア)
- EDR/BTC(ビットコイン)
- EDR/ETH(イーサリアム)
現在までのところは以上の2種類。
Hotbitはイギリスの仮想通貨取引所で世界70位の取引量を誇ります。
ENDORの主な創業メンバー
- Alex Pentland(アレックス・ペントランド)教授(MIT/マサチューセッツ大学)
- Yaniv Altshuler (ヤニフ・アルトシュラー)博士
エンドール概要
- 通貨単位:EDR
- プラットフォーム:Ethereum(イーサリアム)
仮想通貨「ENDOR Coin(エンドア コイン)」とは?
ENDORコインとは、ENDORプロジェクトの産物である「ENDORプロトコル」を根幹に据えた自動セルフサービス型未来予測プラットフォームです。これはすなわちユーザーの選択によって未来を予測したトレードが実現できます。これは世界初の試みです。
世界初の試みである理由は、未来予測を行うエンジン、すなわち現在のGoogleの検索エンジンのようなシステムを作るには莫大な研究費用とその道の権威と呼ばれるほどの専門技術者が必要になるからです。
ENDORが未来予想エンジンなるものを提供できる背景には、コカコーラやウォルマート、マスターカードなどの大手企業がスポンサーになっているからに他ならないでしょう。
ENDORの特徴
消費者行動を綿密に予測できる
ENDORの技術には、消費者心理や群集行動社会学のアルゴリズムが組み込まれています。
消費者が、いつ、どこで、何を、なぜ、検索したのか?それがどやって未来のトレンドにつながっていくのか?そして購買のもとになる購買意欲はどうやって生じたのか?
などの精密な分析結果がそれほど時間を要することなく得ることができます。
エンドールトークンがもらえる
これまで企業や個人事業主たちは、自社の商品を販売するためにフェイスブック社やGoogle社、アマゾン社などに購買客の行動データや購買データなどの提供し、情報交換を行う形で自社の発展に結びつけていましたが、たいした成果が得られないのが実情でした。
エンドールでは、情報提供すれば誰でも情報提供代金としてインセンティブを受け取ることができるので、一方的に成果が得られない結果にはなりません。
世界初の自動セルフサービス型予測プラットフォーム
ENDORコインは自動セルフサービス型未来予測プラットフォームですが、プラットフォーム専用の「EDRトークン」を活用することによって未来予測が可能となります。
これらの未来予測は、ユーザー自身が「RFP」という予測リクエストを送信することで取引に役立つ情報をもらえます。
MIT出身の専門家が集結
ENDORコインの根幹には、MIT提供の社会物理学技術として、従来の10倍以上のトレンドを予測する機能、完全な暗号化データから未来予測を洞察できる機能を有します。
この高機能の根幹にあるのが、MIT(マサチューセッツ大学)コンピュータ科学・人工知能研究所、MITメディア研究所、MITスローン経営学大学院から予測分析、ブロックチェーン、デジタル・バンキング技術の世界的な権威をもつ専門家が結集したチームです。
ENDORコインのプロトコル
Endorコインプロトコルは、新しいデータと独自のアルゴリズムにより生み出された新しい予測エンジンの統合を可能にします。この結果、二重ネットワーク効果を生み出します。これは参加者の数に増えるに比例して、1回の予測コストは削減された上、予測精度は向上します。
Do-it-yourself (DIY)API
「Do-it-yourself」とは、ユーザーに裁量権(選択できる権利)が与えられているということです。知識を有するユーザーには、セルフサービス・インタフェイスが提供されます。
Endor予測エンジン
Endor予測エンジンは、「Endorコインオープンソースプロ トコル」によって、自動的にもっとも関連性の高い検索結果に基づいて出力されるため、より精度の高い結果が期待できます。
ENDORプロジェクトの提携企業
ENDORは、飲料大手のコカ・コーラ社はもとより、スーパーマーケット最大手のウォルマート(Walmart Inc.)や、金融大手のマスターカード社、他約500社もの大企業と提携していますので、信用は絶大であり、今後、益々の躍進が期待できます。
ENDORのICOのプレセール情報
ENDORは、2018年度中にICOおよびプレセールを行うことを公式サイトにて告知しています。
- ENDORの公式サイト:https://www.endor.com/
ただし、ENDORのプレセールの最低投資額が、おおむね500万円で決定していることから、高額投資ができる投資家に的がしぼられています。
ENDORのホワイトペーパー
ENDORの将来性
ICOは、先行きが見えない(上場するか分からない)ことが最大の不安要素ではありますが、ENDORに関しては前述したコカコーラ社やマスターカード社といった世界的大手企業がバックボーンとなっているだけあって将来性は大いに期待がもてます。