「puma pay(プーマペイ)」とは?
「puma pay」は2018年3月に公開された注目されるICOです。
仮想通貨をより現実的な決済手段として捉えて、実店舗での決済や様々なビジネスシーンでの決済を迅速かつ低コストで実現する目的で発行された仮想通貨です。
PumaPay(プーマペイ)のICO概要
- 通貨名:PumaPay
- 単価:PMA
- プラットフォーム:Ethereum
- 対応通貨:BTC, ETH, EUR, USD
- ウォレット:PumaPay ウォレット V3.0 (Android, iOS, Chrome),
- 公式ホームページ&ロードマップ:https://jp.pumapay.io/
- SNS:https://twitter.com/PumaPay
- ホワイトペーパー:https://pumapay.io/docs/pumapay_whitepaper.pdf
puma payの特徴
プル型決済
プル型決済とは、プッシュ型決済と相対する言語になりますが、早い話が銀行の引き落とし決済が仮想通貨で実現できるということです。
プル型決済の代表例となるのが、毎月の水道光熱費や家賃の引き落とし、もしくは書籍や新聞などの定期購読などの定期的な決済になります。
PumaPayはプル型決済を用いることによって、クレジットカードなどとは相反して決済時のタイムロスや仲介手数料をかぎりなくゼロに近い形で実現できます。
そしてこれらプル型決済機能の中核となるのがオープンソース「Pull Payment Protocol」と呼ばれるブロッチェーンソリューションです。
ちなみに「プッシュ型決済」というのは、インターネットショッピングやコンビニでの商品を購入する時が良い参考例だといえます。コンビニやインターネットショッピングなどではクレジットカードや現金で決済しないかぎりは商品を手に入れることができません。それと比較してプル型は半ば強制的な決済手段といえます。
日本語対応
「puma pay」は知名度は低いのですが、仮想通貨をよく知る日本人の間ではかなりの人気を集めています。その人気ぶりの顕著さが公式ホームページの日本語の翻訳に質にあります。
puma payの公式サイトを見れば分かりますが、非常に日本人に読みやすい日本語に翻訳されています。
ちなみに、puma payの運営メンバーはすべて外国籍のようですが、練達した日本人でも読みやすい日本語を掲載していることからも、あきらかに仮想通貨大国である日本市場をターゲットにしている思惑が汲み取れます。
puma payが活用される代表例
定期支払い
PumaPay Pull Payment Protocolを利用することによって、サブスクリプション型(レンタルした期間に応じて支払う形式)の月額定額支払いができます。またそれに付随するコントラクトの作成も簡単にできます。
Pay-Per-Use (利用毎支払い)
プル型コントラクトは課金制のオンラインサービスなどへの支払いにも利用できます。
期間固定定期支払い
PumaPay Protocolは、公共料金、水道光熱費、家賃などの変動制がある金額の定期支払いにも利用ができます。
一回・一括払い
プル型コントラクトは、オンライン、オフライン関係なく、ウォレットアプリを利用して一回払い・一括払いができます。
割り勘
PumaPayのPull Payment Protocolでは、複数人に対しての均等払いや分割支払いが可能です。
制限付き支払い(選択可能)
プル型コントラクトは、利用できる決済額の上限を設定したり、ペアレンタルブロック機能(機能制限)を設定することにより、お子さんの利用も制限することが可能です。このような設定はユーザーの選択によって行えます。
プレセールの参加額が驚愕!
2018年4月26日までプレセールが行われていましたが、その金額が途方も無い金額で多くの注目を集めました。なんと最低参加価格が15万ドル(日本円で約1500万円)と、本腰を入れた仮想通貨投資を考えているヘビーユーザー向けといえます。
トークンセール調達額と発行枚数
puma payのトークンセールはすでに終了しています。トークンセールの開始日は2017年12月28日で 2018年3月21日に終了。
- 調達予定額:150,000,000 USD
- 発行上限:150,000,000 PMA
なお、puma payのトークンは60%を開発チームとスポンサー(企業)が保有するようです。